兵庫・大阪の給排水設備工事・空調設備工事・電気設備工事・消防設備工事は、近畿総合設備株式会社にお任せください。

水漏れの原因

結露水の水漏れ

結露水とは、エアコンによって取り込まれた室内の空気が、設定された温度に調整されることで発生する水のことです。暖かい空気を冷やしたり、冷たい空気を温めたりすることで発生します。

結露水はドレンパンに溜まりますが、取り込んだ空気とともに油汚れなどの空気中の汚れもエアコンの中に取り込まれます。エアコンの掃除が行き届かないことが原因で結露水がドレンパンから溢れ出してしまい、水漏れが発生するのです。

対策方法としては定期的なエアコンのメンテナンスが効果的です。破損している部品があれば、部品を交換しなければなりません。

冷媒ガス不足

冷媒ガスとは、エアコンの中にあらかじめ充填されたガスであり、エアコンに取り込んだ空気を設定した温度に変換する際に効果を発揮するガスのことです。冷媒ガスが不足すると、エアコン内の熱交換が上手に行われなくなり、結露が発生します。

主な原因は、エアコン本体と冷媒の配管接続の不備、コンプレッサー内の金属摩擦による部品の摩耗などです。定期的なメンテナンスと、取り付け時に専門業者による施工を実施することが対策方法として挙げられます。

熱交換器の汚れ

熱交換器は、熱が高温から低温へ移動する性質を利用して、エアコン内部に熱がこもらないようにします。エアコン内部の熱交換器に汚れが付着すると、熱交換器に汚れの目詰まりが発生し、この汚れが原因で空気の流れが悪くなってしまうのです。そのため熱交換器が過剰に運転することになり、エアコン内に結露が発生します。

有効な対策方法は、定期的なエアコンの清掃です。

雨水による水漏れ

室外機の位置が室内機の位置より高い位置に設置されている場合に起こりやすいトラブルであり、主な原因はドレンホースを保護しているテープの劣化です。紫外線や風雨にドレンホースがさらされることで保護テープがボロボロになり、その隙間から室内機まで雨水が浸入するために発生します。

有効な対策は、ドレンホースの保護テープの交換です。