兵庫・大阪の給排水設備工事・空調設備工事・電気設備工事・消防設備工事は、近畿総合設備株式会社にお任せください。

給排水設備とは？

給排水設備は家やビルなどの建物内において、水を供給し排水するための設備のことです。こちらでは、給水設備と排水設備について見ていきましょう。

給水設備

給水設備とは水道会社から家やビルに水を供給するための設備です。

給水管と呼ばれるパイプを通じて、水道会社から水が引かれます。家やビル内には蛇口やシャワー、トイレなど水を使う場所が多いですが、水道管からの水圧だけでは足りない場合がありますので、給水ポンプを使って水圧を上げなければなりません。

排水設備

排水設備は、家やビルなどの建物内で使った水やトイレなどで出た汚水を外に流すための設備です。

汚水は、排水管と呼ばれるパイプを通じて外に流れ出ます。排水管は水圧の低下を防ぐために通気管が必要です。通気管は排水管に接続され、屋根の上に設置されます。また、トイレなどで出た汚水を貯める排水槽や排水槽から汚水を送り出す排水ポンプも必要です。

建築基準法で定められた点検制度の内容

一般的に建築物の所有者は、6ヶ月～1年ごとに給排水設備の点検を行い「特定行政庁」に報告しなければなりません。点検は資格を保有している専門家に依頼して行います。

点検内容は以下のとおりです。

給水設備の法定点検

給水設備の法定点検は、給水管や給水ポンプ、蛇口やシャワー、トイレなど、給水に関する設備の点検を行います。

点検の目的は、水漏れや水圧の低下、水道水の安全性などを確認することです。また、給水設備が正常に機能しているかを確認することで、快適な生活環境を維持できます。

排水設備の法定点検

排水設備の法定点検は、排水管や排水槽、通気管、排水ポンプなど、排水に関する設備の点検を行います。

点検の目的は、排水管の詰まりや水漏れ、排水槽の劣化、排水ポンプの故障などを確認することです。また、排水設備が正常に機能しているか確認することで、建物の劣化を防げます。

ビル管理法で定められた点検制度の内容

点検制度が適用されるのは、百貨店や店舗のように、不特定多数が利用するビルなどの建物です。点検の周期は項目によって異なります。

点検周期の例は、以下のとおりです。

• 水質調査：半年に1回
• 遊離残留塩素：1週間に1回
• 貯水槽の清掃：1年に1回

点検内容は以下のとおりです。

給水設備の法定点検

給水設備の法定点検は、ビルの所有者や管理者が定期的に実施しなければなりません。内容は、給水管、給水ポンプ、蛇口、シャワー、トイレなど、給水に関する設備の点検です。

具体的には、以下のような点検項目があります。

• 給水管の詰まりや破損の有無
• 給水ポンプの動作状況
• 蛇口やシャワー、トイレの水漏れや故障の有無
• 水道水の安全性に関する点検

排水設備の法定点検

排水設備の法定点検も、ビルの所有者や管理者が定期的に実施しなければなりません。内容は、排水管、排水槽、通気管、排水ポンプなど、排水に関する設備の点検です。

具体的には、以下のような点検項目があります。

• 排水管の詰まりや破損の有無
• 排水槽や通気管、排水ポンプの劣化状況
• 排水管からの異臭や排水の流れに問題がないかの点検