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仕事量が減ることはあまりない

近年では、東京オリンピックに向けて東京を中心として全国的に新たな建物の建設ラッシュがありました。新しい建物には空調設備が必要とされるため、空調設備工事の需要は大幅に増加しています。

また、空調設備は定期的な法定点検が義務になっています。空調設備工事をしたのち、定期的にメンテナンスの仕事が定期的に発生するため、安定した需要が見込まれます。また、エアコンの耐用年数は10年前後といわれており、入れ替え工事も発生します。

仕事量が一気に減少する、という心配はあまりありません。

働きやすさが改善された

2018年より、国土交通省が「建設業働き方改革加速化プログラム」を発表しています。長時間労働の是正や生産性向上、給与・社会保険の見直しなどの取り組みが始まったことで、建設業界全体でも働き方改革が広まりました。

これから働きたいと考える人々にとって、より快適で魅力的な職場づくりを積極的に行っています。

人材不足で採用を拡大している

空調設備業界は、仕事の需要が安定しているにもかかわらず、人材不足が問題になっています。建設業界全体だと、3分の1が55歳以上というデータがあり、これから仕事をリタイアする人が一気に増えると考えられています。

そのため、これから頑張って働いてくれる人材を確保したいと採用を拡大しているため、経験がない人でも空調設備業界の仕事を始めやすいでしょう。

危険性が少なく働きやすい

建設業界と聞くと、危ない仕事が多い、体力仕事などのイメージがあります。

しかし、空調設備業界の場合は、建築や土木のように力仕事は少なく、屋内作業なので天候による影響も受けづらいでしょう。さらに、高所作業が少なく危険性もあまりありません。

電気工事士

電気工事士の資格は、電気工事を行うことができる資格です。第1種と第2種に分類されており、より規模が大きい現場に携われる第1種の取得がおすすめです。

管工事施工管理技士

空調設備のダクト工事やガス配管工事など、管工事で工事全体の監督ができる資格です。1級と2級に分かれており、1級は監理技術者として現場に携われるため、可能であれば1級の取得がおすすめです。

電気工事施工管理技士

国家資格で、取得すると建造物の建設や増築等に必要となる、「電気工事における施工計画の作成」、「工事の工程・安全・品質などの管理」、「電気工事の監督業」等を行えます。また、1級と2級に分かれており、4000万円未満の中小規模の建設現場であれば２級でも活躍が可能です。