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重要なのは製品の在庫をすぐ確保できるか

業務用エアコンの設置工事をしてもらうまでに時間がある程度かかるのは、まず、在庫の確保に時間が必要だからです。

メーカーが直接工事を行うパターンでは自社の製品の在庫があるため、比較的早めに工事を行ってもらえる可能性があります。一方で、代理店的な形態で工事を請け負っている業者の場合は、依頼を受けたあとにメーカーに発注するため、工事は基本的に製品が届いてからになります。

このため前者と後者では、長い場合だと工事開始までに1週間近く違いができてしまうこともあるのです。

また、希望する製品の在庫が切れていたり、分割支払いのかたちで購入する場合は審査が必要だったりなどの事情で手配が遅くなるパターンもあります。

連休を挟むようなことがあればさらに手配に時間がかかる

基本的に多くのメーカーは、土日や祝日は営業を行いません。そのため万が一ゴールデンウイークやシルバーウイーク、お盆や年末年始を挟むようなことがあれば、工事開始の時期はさらに遅れると考えておきましょう。

こういった点も踏まえて、すぐに工事してもらえるケースはそこまで多くありません。そのため取り付けが決まった際には、できるだけ迅速に空調換気設備の工事業者に見積もり依頼を出しましょう。

神戸の近畿総合設備株式会社は空調換気の設備工事や配管工事に対応しております。見積もりや工事スケジュールに関するご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。

具体的な時間の目安とは

業務用エアコンには様々なタイプがありますが、タイプ別でおおよその工事時間をまとめると以下のようになります。

• 壁掛け：2時間～3時間
• 床置き：3時間～4時間
• 天井型：3時間～4時間
• 天井カセット型：4時間～5時間
• ビルトイン：6時間～8時間

このような時間が目安になるため、依頼の際には参考にしましょう。業務用エアコンを新しく取り付けたり入れ替えたりする際には、配管工事・電気工事などが必要なので、意外と多くの時間がかかります。ビルトインタイプはほぼ丸1日の作業ですが、台数や場所によっては上記の目安以上に時間がかかるパターンもあるでしょう。

店舗やオフィスを閉める必要性は

業務用エアコンの取り付け工事には、設備工事業者に依頼することで、上記で解説してきたような時間がおおよそかかります。

このため台数や業務用エアコンのタイプによっては、店舗やオフィスを閉めるべきか悩む方も多いでしょう。結論からいうと、数日かかるような大規模工事を除いては、基本的に深夜に工事を依頼するのがおすすめです。

夜間対応が可能な業者も近年は増えているため、休みを設けることに抵抗がある場合は、営業時間終了後に対応してもらうのがよいでしょう。見積もり依頼の際には、深夜に作業してもらうことも含めて相談するようにしましょう。